はじめて教会へいらしたあなたへ 

五反城教会より

五反城教会のホームページにようこそ、おこしくださいました。

心から歓迎いたします。

五反城教会は、名古屋市中村区にあるキリスト教 カトリック教会です。

教会・カトリックについて、信者でない方にも、わかりやすいように、
ご紹介いたします。

 

●信者でないが教会に行ってもよいですか?

遠慮なく教会にいらしてください。

生きがいや神の救いを求めている方に、教会の門は、いつでも、開かれています。

わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。
(新約聖書 ヨハネによる福音書 / 10 16節)

 

●聖堂でのマナー
聖堂は、神の家であり祈りの場です。
聖堂内では私語を慎み、物音をたてるのを控え、
静けさを保つことに、ご協力くださいませ。
喫煙・動物を入れることは、できません。
なお、幼いお子様といっしょにミサに参加出来るように
防音された部屋がございます。信者のものに、お尋ねくださいませ。


●まずは、ミサを見学してみてください
五反城教会では、毎週、日曜日の朝9時から1015分ほどの間にミサ が行われています。
ミサは、信者でない方でも、参加できます。途中からでも入ることもできます。

聖堂に入りましたら、入口近くに置いてある「聖書と典礼」という小冊子を

お取りいただき、お好きな場所におすわりください。
内気な方には、祭壇から離れた(入り口近くの)席がお勧めです。
ミサ中には会衆は立ったり座ったりしますが、初めての方も周りの人をまねして
同じようにしていただけばよいと思います。
歌などの部分では、ただ聞いていてくだされば、大丈夫です。
式が始まり1時間位すると、聖体拝領(せいたいはいりょう)という、カトリック信者が行列をして

神父さんから丸いパンをいただく儀式があるのですが、信者でない方は祝福を受けることができますので

行列に加わって神父の前で手を合わせて「祝福をお願いします」と言ってください。

もしくは席で待っていていただいても結構です。

一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えながら言われた。
「取って食べなさい。これはわたしの体である。」(新約聖書 マタイによる福音書 / 26 26節)

 

●平日の聖堂

また、教会の聖堂は、平日の昼間も、開いておりますので、入って祈ることができます。

静寂を味わい神様との対話をしてみてください。
あなたの今の想いをそのまま言葉にして心の中で話しかけてみてください。
心が安らぎ、清々しく気持ちになることを感じとれることでしょう。


涸れた谷に鹿が水を求めるように、神よ、わたしの魂はあなたを求める。
神に、命の神に、わたしの魂は渇く。(旧約聖書 詩編42章2節)

●カトリックの儀式
ミサ・洗礼・結婚・葬儀などカトリック教会の基本的なことが、わかりやすく書かれているサイトがあります
ので、ぜひお読みください。
 カトリック東京大司教区http://www.tokyo.catholic.jp/text/welcome/shinkouseikatsu.htm

 

●キリスト教を学んでみたい
何回かご見学なさった後で、なおキリスト教に興味を持たれたのであれば、神父または、
まわりの信者に声をおかけくださいませ。親切にご案内します。
まずは、キリスト教 勉強会に参加していただくのが良いかもしれません。
わからない点があれば、教会にお電話等で問い合わせしていただくか、メールをいただければ幸いです。

求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。
そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。(新約聖書 マタイによる福音書 / 7 7節)                          


●祈り(自分の言葉で祈る場合)

祈りには、次のような祈りがあります。

 

相談する祈り

あなたの悩みや苦しみを神に打ち明けてください。神様は、あなたが救いを求めて関わりを持ってくるを待ち望んでいるのです。
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。(新約聖書 マタイによる福音書 / 11 28節)

 

お願いする

神様は、あなたが幸せになることを望んでいます。夢・希望・心から求めていることを神様に伝えましょう。
わたしの名によって願うことは、何でもかなえてあげよう。こうして、父は子によって栄光をお受けになる。
(新約聖書 ヨハネによる福音書 / 14 13節)

 

許しをこう祈り

人に迷惑をかけたりした後で、後悔の念にさいなまれるときがあると思います。その時は、神に許しを願います。神様は、あなたの状況を100%理解してくださる方であることを信じてください。
わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである。
(新約聖書 ルカによる福音書 / 5 32節)

 

感謝の祈り

自然の恵み・健康・食事が美味しいこと、仕事がうまくいっていることなど、神様の恵みであることを感謝しましょう。サッカー選手がシュートを決めたときに、十字をきって祈る姿をテレビを通じてご覧になったことがあるでしょう。

わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっている。ぶどうの枝が、木につながっていなければ、自分では実を結ぶことができないように、あなたがたも、わたしにつながっていなければ、実を結ぶことができない。(新約聖書 ヨハネによる福音書 / 15 4節)

賛美の祈り

壮大な宇宙・人間のからだの精密さ・愛らしい子供・美しい自然・夕焼け空・動物たち・季節ごとに咲く花は、神様が造ったものです。
人工物では感じられない崇高さがあり癒しがあります。このような神の知恵の深さと万能の様を素晴らしいとほめたたえることです。


空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。
(新約聖書 マタイによる福音書 / 6 26節)

神は、教会におられるだけではなく、いつでも、どこでも、いらっしゃいます。

だから、日常生活の中で、いつでも、祈ることができます。

神に祈ることで、やすらぎを感じとってください。

ミサとは・・・

カトリック教会で行われる儀式のことです。毎週日曜日と平日朝・結婚式・葬儀などで行います。
奥深い意義のある儀式のため、正確には、勉強会などで学ぶ必要があります。

 

入口近くに置いてある「聖書と典礼」という冊子に従い、ざっと次のような流れになっています。

旧約聖書を朗読

聖書の詩編を歌う

新約聖書の使徒書 朗読

新約聖書の福音書 朗読

神父様の説教

聖変化の儀式(パンがキリストのからだにかわる儀式)
聖体
(キリストのからだ)をいただく儀式

 

聖体をいただくことが出来るのは、洗礼を受けた信者だけですので、席で待っていてください。

なお、行列に並び、神父様の前で手をあわせて「祝福をお願いします」と言えば、祝福を受けることも
できますので、少しの勇気?を持って列にお並びください。

「ミサの式次第」はトップページよりご覧になることができます。
五反城教会トップページ・ミサの時間・ミサの式次第

それから、イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えて、それを裂き、使徒たちに与えて言われた。
「これは、あなたがたのために与えられるわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい。」
(新約聖書 ルカによる福音書 / 22 19節)



●カトリックとプロテスタント

カトリックとプロテスタントは、ともにキリスト教です。

キリスト教の定義とは、「救い主はイエスであることを信じる」としています。

カトリックは、世界のキリスト教徒の半数強と言われています。

最高指導者は、イタリア バチカンに住むローマ法王です。

 

プロテスタントは、16世紀の宗教改革の時に、カトリックから分派したものです。

世界中で2万ほどの宗派があるそうです。
カトリックとプロテスタントでは、教えや様式に様々な違いがあります。

 

最近は、カトリックとプロテスタントが、神の国のために、たがいに歩みより協力しおうと

いう流れになっております。
そのために同じ聖書を用いようと「新共同訳聖書」も出版されました。

 

●聖書
神の霊によって書かれた本で、神について書かれています。
新約聖書と旧約聖書に分かれます。

旧約聖書は、天地創造から、イエスの誕生以前の世界を

新約聖書は、イエスが誕生したときからのお話です。
カトリックのミサでは、日本聖書協会「聖書 新共同訳」を用いています。

大きな書店やインターネットなどで購入することができます。

初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、

神の霊が水の面を動いていた。(旧約聖書 創世記112節)


●イエス・キリスト

イエス・キリストは、およそ紀元前4年頃、現在のイスラエルで誕生した
実在の人物です。およそ30歳から33歳の3年間に神の国について宣教し、

すべての人間の救いのために、ご自分をいけにえに、おささげになり、

十字架刑にかけられ死にました。
死から3日後に復活し、弟子たちに現れ、神様について教え、多くの愛を示されました。
キリスト教は、イエス・キリストが神のひとり子であり、救世主であると信じています。
イエス・キリストの人となりは、新約聖書の福音書を読むことで知ることができます。

【ウィキベティア百科事典より抜粋】
宗教的指導者としてのイエスについては「イエス・キリスト」をご覧ください。
歴史的な人物としてのイエスの経歴については「ナザレのイエス」をご覧ください。
信仰の対象としてのイエスについては「救世主イエス・キリスト」をご覧ください。

学術的に追求した歴史上の人物としてのイエスについては「史的イエス」をご覧ください。

イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。
わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。(新約聖書 ヨハネによる福音書 / 14 6節)

 

●家の宗派が違います。どうしたらよい?

カトリック教会は、キリスト教を固く信じておりますが、他の宗教をないがしろに

することは、いたしません。

神様は、誰とでも、調和しあい幸せになることを願っておられる方だからです。

カトリック信者も、他の宗教の良いところを理解することに努力し、お墓参りや先祖に対する

感謝を大切にしています。

父母を敬え、また、隣人を自分のように愛しなさい。(新約聖書 マタイによる福音書 / 19 19節)

 

●洗礼を受けるには

半年くらいをかけて、カトリック要理を学んでいただく必要があります。

洗礼を希望する場合には、神父様に申し出てください。

わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。
それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、
わたしたちも新しい命に生きるためなのです。
(新約聖書 ローマの信徒への手紙 / 6 4)

 

●カトリックゆかりの人々
フランシスコ・ザビエル、マザーテレサ、遠藤周作、曽野綾子、

ミケランジェロ、エル・グレコ、コルベ神父、天草四郎など

●カトリックゆかりの小説・映画
スタンダール(赤と黒)、モーパッサン(女の一生)
ブラザーサン・シスタームーン(72年伊映画)、天使にラヴソングを・・・(92年米映画)など

 

●カトリックをもっと知りたい
青字部分にウィキペディア百科事典へのリンクをはっておきましたが、ちょっと難しいと思います。

もう少し身近な情報をラウダーテというカトリックでは最も人気のあるサイトが提供しています。
キリスト教入門・祈り・今日の聖書朗読・聖人など豊富な資料を掲載しています。

ラウダーテのリンク集より全国の教会ホームページへアクセスすることができます。

カトリックは、世界中、統一した教えとミサを行っておりますので、ぜひとも、全国の教会の

ホームページも参考になさってください。

 

名古屋聖パウロ書店というカトリックやキリスト教に関する専門店がございます。
そちらには、豊富な書籍や関連グッズなどがございます。一度お運びくださいませ。
名古屋聖パウロ書院   〒461-0004 名古屋市東区葵1-13-2
TEL: 052-936-4443 FAX: 052-932-6478
http://www.sanpaolo.or.jp/pg934.html

 

【参考図書】

ドン・ポスコ社 「はじめて教会にいらしたあなたに」
「知って役立つキリスト教大研究」 八木谷涼子著

【参考サイト】
ウィキペディア フリー百科事典
聖パウロ女子修道会 ラウダーテ http://www.pauline.or.jp/links/
日本聖書協会 http://www.bible.or.jp/vers_search/vers_search.cgi
カトリック東京大司教区http://www.tokyo.catholic.jp/text/welcome/shinkouseikatsu.htm

 



 

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