2001年・教会学校合宿のご報告
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教会学校キャンプの特徴

現代人は、ともするとテレビやゲーム・パソコンに向う時間が多く、子供も大人も実体験や、人との交流が乏しくなってきていると言われます。
キャンプというのは、生身の人間との交流体験であり、脳を活性化させ、いきいきとした人間性を養うことができるそうです。
五反城のキャンプは、こうした観点をふまえ、自然のゆたかなロケーションの中で、ミサ・歌の練習・祈りを通して、信仰を学んだり、体験します。
グループに分かれて、班の旗作りや発表を通して、テーマについて考えたり深めたりします。このために、毎年違うテーマが掲げられています。
紙飛行機大会など、小さな子供たちから大人まで、積極的にたのしくできるゲームは、いきいきとした交流や、人との一体感を感じることで、心のゆたかさにつながることでしょう。
このように、受け身のキャンプではなく、体験型の行事を多く取り入れています。スタンツ・感想文・インフレッションカードなど、自分自身を表現する場面も多く、個々の成長の場となります。

指導者 教会学校リーダー 青年会 保護者 神父様

日程と場所

2001年7月28日(土)〜7月30日(月)
カトリック多治見教会 多治見修道院ログハウス研修センター
             住所  岐阜県多治見市緑ヶ丘38

テーマ
「夢のとびらを開こう」

いまゆめのとびらを
 ひらいてごらんよ
  そこからすべてが
   はじまるのだから

テーマソング「夢のとびら」 小野浩 作詞作曲

プログラム内容
五反城のキャンプの内容は本当に盛りだくさんです。
祈りや信仰の体験だけでなく、ゲームや遊びがたくさんあるたのしいキャンプです。

7月28日 開会式 歌の練習 班の旗作り バーベキュー きもだめし 星座観察
7月29日 ミサ 班別競争(ゲーム) ハイキング  昼寝 スイカ割り 
       テーマの班別発表の準備(それぞれの夢を画用紙に描く)
       キャンプファイヤー  
7月30日 ログハウスの掃除 班別競争の結果発表 感想文 
       インプレッションカードの作成 ミサ

※ 朝・就寝前・食事の前後に祈りをおこないます。

班の名前・目標と旗作り
一日目に、グループごとに「班の名前」と「三日間の目標」を決めます。
班の旗も自由に作り、発表します。みんな元気よく自分たちの旗をアピールしました。班の旗は得点になるので、みんな真剣なんです。
写真は、班の旗を作って発表したあとのC班の記念撮影です。バーベQの前で、みんなおなかをすかしているようですね。
  班の名前 班の目標
A班 青い鳥 小さなものにも 感動しよう!
B班 虹の夢 夢と友情の虹をかけよう!
C班 DREAM・カメ・TRUE 夢人(ゆーめーじん)になろう

班別競争
3つのグループに分けて、ゲームし、得点を競います。
結果は次のとおりです。優勝チームには金メダルが贈られました。
写真は、水鉄砲射撃合戦のスナップです。子供だけでなく、リーダーも怪我をするほど真剣になってゲームに参加している様子がおわかりになると思います。(右のリーダーは単に肩を脱臼しやすいひとなのでした)
  A班 B班 C班
水鉄砲射撃合戦 100  70  70
紙飛行機大会 100 122 110
すいか割り競争  60 100  80
一発逆転ポイントゲット 310 350 320
班旗評価  80  81  89
合計点数 650 723 669
順位 3位 優勝 2位

感想文とインプレッションカード

プログラムの三日目に子供も大人も全員このキャンプの感想文を書いてもらいます。この感想文は後に文集としてまとめ、発行されます。インプレッションカードとは、色画用紙を用いて、三日間の印象や感想を形に表したものです。子供たちは、のびのびと自由と創ってゆきます。大人のほうが、最初は戸惑うのではないでしょうか?
インプレッションカードは、3日目のミサで奉納します。
写真は、ミサで奉納したみんなのカードをパネルに貼り付けたところです。色とりどり、さまざまな形のカードが、楽しかったキャンプを思いっきり表現しているように思います。