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ここでは、聖堂のパイプオルガンについて紹介します。教会の沿革のページや、オルガニスト養成コースのページも、よろしければご覧下さい。



organ 1左は、メインのオルガンの全体像です。写真ではわかりにくいですが、金属のパイプの奥に、大きな木製の管があります。それらがこのオルガンの最低音を出すパイプなのだそうです。オルガンの向かって右横には聖歌隊席があります。トナイク神父さんが健在のころは、毎日曜日のミサで聖歌隊が美しい歌声を聞かせてくれました。もちろん、指揮と指導はトナイク神父さん。この音楽に造詣の深い神父さんも亡くなり、現在では大きな祝日の際に聖歌隊が臨時に編成されてこの席で歌うことが多いです。

organ 2右は、ミサ後にオルガニストの人に頼んでコンソール部分をクローズアップして撮影させてもらったものです。メインの手鍵盤は3段あります。足鍵盤は2オクターブあり、オルガニストの人は演奏時には弾きやすい専用の靴(オルガンシューズ)に履き替えておられるようです。
また、コンソールの奥に見えるパイプは縦型シャッター状の透明な樹脂板に囲まれた箱(スウェルボックス)に納められています。、演奏時にはそれらが連動回転して開口度が変化し、音量を微妙に調整できるようになっています。

inner pipes最後は、スウェルボックス内部のパイプをシャッターと反対側のふたを特別にあけてもらって撮影したものです。表から見えるパイプはオルガンのパイプのごく一部であり、内部にはその非常にたくさんのパイプが納められているのがわかります。ちなみに、オルガン全体では、合計2,257本のパイプがあるそうです。この写真の中で一番細いパイプ(フルー管)は、手前下方にあり、直径5mmほど。このクラスのパイプになるとまるでミニチュアのようです。


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